こんにちは。栗原です。
ちなみに新ドラ映画は見てきました。
まあ感想は一言で言えば、
汚されたな。
という感じです。
前作のいいシーンが、全部ぶち壊されてますね。はい。
でもまあとりあえず、終わり近くなってから近くの席の子供が
「ねーまだー?まだ終わんないのーーー?」
終わってから幼稚園くらいの男の子が
「ぼくね、全然泣かなかったよ。えらい?」
と言っていたのを聞いて、だいぶ溜飲が下がりました。
まあ栗原は泣きましたけどね。
前作のシーンを思い出して。
それはともかく、きました。
ついにきました。
近所の人が宗教でした。
ついにうちの父に、勧誘の魔の手が!!
そんなわけで栗原は、急遽それっぽいお札を作って、
信者に投げつけて逃げるために再び神様の生成に取り掛かったのです。
ええ、薄々気付いてはいました。
もじゃぴー様ではインパクトが薄すぎるということくらい。
もじゃぴー様の描かれた札を何枚投げ付けようが、ただのオモチャにしか見えないことくらいね!!!!!
だから栗原様(教祖)は、今日は本腰入れて神様を作っちゃうんだぞ。
栗原が真剣に2分ほど考えたところ、神様は強い動物に乗っていると思いました。
インドの神様や、そこから興った仏教なんかで、動物に乗ってる神様いるじゃないですか。
獅子とか象とか、ワニとかに乗ってるわけです。
それっていうのはやっぱり、「神」の名に足るほどの「強い動物」に乗ってるわけですよ。
象は神聖な生き物として崇められているようだし、ライオンは百獣の王と言われているし、ワニも川の神として崇拝されているとかこの間テレビで言ってました。
だからまず、神様が乗る強い生き物を考えるぞ!!!
でもライオンや象じゃ丸パクリになっちゃいますからねえ。
なんかそれ以外で強い生物。
ものすごく強い生物。
クジラとか… クジラ…
シロナガスクジラ…
北極… 寒い… 強い生き物…
白熊…
リルル…
リルル… 水着…
白熊…
あ。

サーベルタイガーだ!!!!
これはいける。強そうだ!
でもこれだけだとちょっとインパクト弱いな…
そんじゃ

サーベルタイ魚ラー
これは強い。
もうアザラシに逃げ場はないな…!
いや、白熊だって噛み殺せる…ような気がする。
陸でも海でも、噛み殺せる気がする。
待てよ。そんならいっそのこと

サーベルタイ翼魚ラー
陸海空を制した。
これは飛行機も撃墜できるわ。
でもってさらに、このサーベルタイ翼魚ラーの上に人型の神様が乗るわけですよ。


神 降 臨
これはあれですよ。
その気になればアメリカ軍くらい一日で殲滅できますね。
やばいわ。
最強神を生み出したかもわからん。
あ、ちなみに恐ろしい外見とは裏腹に、大変心優しい神様です。
サーベルのこともとても可愛がってらっしゃいます。
日に2回の散歩は欠かしたことがありません。
(フンもきちんと持ち帰ります)
趣味はガーデニングです。
最近、ようやく咲いたパンジーが近所の野良猫にちぎられてしまい、やや落ち込み気味の神様です。
でもそんな哀しみを乗り越えて、神様は今日もガーデニングに勤しみます!
そんな神様のお名前はガーデニング大好き☆ガーデナー様です。
ちなみに真ん中の左手に乗っている火炎宝珠がやけに適当なのは、途中で疲れていやになったからです
ちなみに新ドラ映画は見てきました。
まあ感想は一言で言えば、
汚されたな。
という感じです。
前作のいいシーンが、全部ぶち壊されてますね。はい。
でもまあとりあえず、終わり近くなってから近くの席の子供が
「ねーまだー?まだ終わんないのーーー?」
終わってから幼稚園くらいの男の子が
「ぼくね、全然泣かなかったよ。えらい?」
と言っていたのを聞いて、だいぶ溜飲が下がりました。
まあ栗原は泣きましたけどね。
前作のシーンを思い出して。
それはともかく、きました。
ついにきました。
近所の人が宗教でした。
ついにうちの父に、勧誘の魔の手が!!
そんなわけで栗原は、急遽それっぽいお札を作って、
信者に投げつけて逃げるために再び神様の生成に取り掛かったのです。
ええ、薄々気付いてはいました。
もじゃぴー様ではインパクトが薄すぎるということくらい。
もじゃぴー様の描かれた札を何枚投げ付けようが、ただのオモチャにしか見えないことくらいね!!!!!
だから栗原様(教祖)は、今日は本腰入れて神様を作っちゃうんだぞ。
栗原が真剣に2分ほど考えたところ、神様は強い動物に乗っていると思いました。
インドの神様や、そこから興った仏教なんかで、動物に乗ってる神様いるじゃないですか。
獅子とか象とか、ワニとかに乗ってるわけです。
それっていうのはやっぱり、「神」の名に足るほどの「強い動物」に乗ってるわけですよ。
象は神聖な生き物として崇められているようだし、ライオンは百獣の王と言われているし、ワニも川の神として崇拝されているとかこの間テレビで言ってました。
だからまず、神様が乗る強い生き物を考えるぞ!!!
でもライオンや象じゃ丸パクリになっちゃいますからねえ。
なんかそれ以外で強い生物。
ものすごく強い生物。
クジラとか… クジラ…
シロナガスクジラ…
北極… 寒い… 強い生き物…
白熊…
リルル…
リルル… 水着…
白熊…
あ。

サーベルタイガーだ!!!!
これはいける。強そうだ!
でもこれだけだとちょっとインパクト弱いな…
そんじゃ

サーベルタイ魚ラー
これは強い。
もうアザラシに逃げ場はないな…!
いや、白熊だって噛み殺せる…ような気がする。
陸でも海でも、噛み殺せる気がする。
待てよ。そんならいっそのこと

サーベルタイ翼魚ラー
陸海空を制した。
これは飛行機も撃墜できるわ。
でもってさらに、このサーベルタイ翼魚ラーの上に人型の神様が乗るわけですよ。


神 降 臨
これはあれですよ。
その気になればアメリカ軍くらい一日で殲滅できますね。
やばいわ。
最強神を生み出したかもわからん。
あ、ちなみに恐ろしい外見とは裏腹に、大変心優しい神様です。
サーベルのこともとても可愛がってらっしゃいます。
日に2回の散歩は欠かしたことがありません。
(フンもきちんと持ち帰ります)
趣味はガーデニングです。
最近、ようやく咲いたパンジーが近所の野良猫にちぎられてしまい、やや落ち込み気味の神様です。
でもそんな哀しみを乗り越えて、神様は今日もガーデニングに勤しみます!
そんな神様のお名前はガーデニング大好き☆ガーデナー様です。
ちなみに真ん中の左手に乗っている火炎宝珠がやけに適当なのは、途中で疲れていやになったからです
ちゅらりましたとも。2泊3日で。
こんにちは。栗原です。
所用で那覇へ行ってきました。
公民館のようなノリの施設で、ガンダムWの曲が流れるイベントに参加するのが目的だったわけですが、それはともかく那覇なのです。
栗原は沖縄へ来たのは初めてなので、ややテンションも上がり気味です。
一日目
夕方4時近い飛行機で羽田を発ちまして、那覇空港に着いたのが夜の7時頃。
これから同行者たちとタクシーに乗り込み、現地の方との待ち合わせのお店へ向かうようです。
沖縄未経験の栗原は、「ええー沖縄って外国でしょ?ぶっちゃけ外国なんでしょ??」と以前から思っていました。なんか色々あって日本に編入されたらしいけど、ぶっちゃけ外国なんでしょ??と。
そんな栗原に、同行者(沖縄経験者)は笑いながら言います。
「ははは、やだなあ。沖縄はバリバリ日本だよ〜。国際通りなんて渋谷丸出しだよ」
そ、そうか…そうですよね。実際行ってみれば意外と本州と殆ど変わらなかったりするんですよねきっと。大体都市部なんて、どこ行っても大差ないっていうか…万国共通っていうか…
そんなことを思いながら、空港から一歩
出ようと
タクシーが水色だ。

やっぱ外国じゃね???
いやどうなんでしょう。本州でもあるのかな、水色のタクシー?
もしかしたらあるかもです。でもなんか、車体を丸ごと全部水色で塗ってしまうというその色彩感覚がやっぱり外国な気がする。
とりあえずタクシーに乗ります。そして那覇の街を走り出すのです!
流れ行く街並み。街灯。椰子の木。
車。看板。椰子の木。
高架。建物。椰子の木。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、別に椰子の木はいい。南なんだから当然生えている。
だがこの違和感はなんだ。何かが私に、ここは外国だと訴えている。
椰子の木なら九州にも南総にも生えている。それを見ても別に外国だとは思わない。
なのになんだ。一体何が、何が私に外国を感じさせているんだ!!!
私は焦り、違和感の正体を突き止めようと、流れ行く景色に目を凝らす。
なんだろう…なんか、白い…
なんか、白い気がする。
「どう、栗原〜。東京と変わらないでしょ」
「いや、白いです。なんか白いです。外国っぽいです」
同行の女性にそう答えると、タクシーの運転手さんが、はは、と軽く笑った。
「沖縄は日差しが強いですからねえ。建物は白いのが多いんですよ。黒いと熱を吸収しちゃいますからね」
なるほど、そういうことか。
違和感の正体がつかめた気がして、ちょっと安心する。建物が白いから、街並み全体が白っぽく感じるのね。納得した。
タクシーは程なくお店に着いた。
何やら落ち着けそうな雰囲気のお店だ。沖縄料理を堪能しちゃうぞ!
現地の方とつつがなく合流し、お食事タイムです。
お通しが3品出てきましたが、何やらピンクのものがありますよ?
ふむう。さてはあれだな。紅芋と見た!!
そう、ピンク色の食べ物は紅芋を用いたポテトサラダだったのです。
へえー沖縄って芋は全部紅芋使うのかなーー。
カレーにも使うのかなーーー。
ピンクの芋が入ったカレーを想像しつつ、ピンクポテトサラダを口に運びます。
そしたら玉葱が入っていたので泣きそうになりました。これでは食えない。
皆が美味そうにピンクポテトを頬張っているのを、恨めしげに見渡す栗原。
続いて出てきた島らっきょうも、これは一度東京で食べて、ネギ族丸出しなことを知っているので手が出せません。
でも、皆美味しそうに食べています。
島らっきょうの塩漬けだそうです。これなら苦手な人でも食べられるねーみたいなこと言いながら食べています。なんだって。じゃあ栗原でも食べられるというのか。
もしかしたら、と栗原も思わないでもありません。
もしかしたら、東京で食べたのが不味かっただけで。
美味しい島らっきょうは、本当に美味しいのかもしれません。
よぉし、食べちゃうぞ!!
ぱくっ。
お!?なんだ。食える。
ネギ臭くない!食える、食えるぞ!!
なんだあ、やっぱり東京で食べたやつが不味かったんだ。
本当の島らっきょうは、おい、おい、し…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飲み込んだ島らっきょうの臭いが、喉の奥から立ち上ってくる。
ネギの臭いだ。
だだだ、騙された…!!!
ネギ臭い…ネギ臭いよう…!!!!
泣きそうだ。でも大人だから我慢した。
そして目の前の泡盛をカブカブ飲んで臭いを誤魔化すことにした。大人だから。
飲んでも飲んでも臭いが消えない…
酷い…酷いよ島らっきょう…
酷いよ…
それでも島豆腐の天ぷらとかタコの刺身とか食いまくってたら、段々治まってきました。ふう助かった。
するとすぐ近くでメニューを開いていた人が、声を上げました。
「お!ハブ酒あるぞハブ酒!これ頼もうよ!!」
待ってました!!
やっぱ沖縄といえばハブ酒よね!(?)
栗原も沖縄来たからにはこれは飲まなきゃなと思ってました。
いやもうやっぱでかいボトルに浸かったハブの死体を見ながら、グロいグロいと言いつつハブ酒を
「え〜。ハブ酒とかいってマジえろいんだけど〜」
そうそう、エロいエロいと言いつつハブ酒を
ん?エロい?
気がつけば一座は、おいおいお前ハブ酒で元気付けてどこのエロい店に行く気だよこのエロ(笑)みたいな雰囲気に。
まあ大変。こんな空気の中で自分も飲みたいなんて言ったら、栗原までエロキャラ扱いになっちゃうわ。
「栗原も飲む?」
飲む飲む〜〜〜〜〜****
生まれて初めてのハブ酒です。ほほう、オレンジ色に透き通って綺麗ですね。
残念ながらボトルで頼むほど需要がなかったので、普通にグラスで来ました。
美味しかったです。はい。
結構強いので、これ飲んでからだと泡盛の水割りがまるで水のようだ。
その後ホテルにチェックインして就寝。
おやすみなさい。
二日目
さて、今日はイベントだぞ!
我々は準備のために朝から会場へ向かいます。
そして机を並べたり、ガンダムWの曲がちゃんと流れるか確認したりしながら参加者が来るのを待つわけなんですが、窓から道路を見ていてふと、また違和感を覚えました。
道路が白い気がする。
以前どっかの国の道路が、サンゴを混ぜてあるから白っぽいってのを聞いたことがあります。沖縄もそうなのかもしれません。雨が降ると滑るらしい。恐ろしい。
建物は白いわ道路は白いわ、そりゃ白く見えて当たり前だ。
ついでに言うと、当然だけど植生が全体的に違う。東京にはなさそうな街路樹が、道路沿いにずっと生えてる。
そしてまたその植物たちが極めて元気で、到る所から容赦なく生える。道路脇に設けられた、土が残されたスペースから、東京の5倍植物が生えてる。そしてその土のスペース自体がまた到る所に設けられてる。
だから植物が物凄く多い。明らかに多い。
本土でもこれくらいやればいいのに、と思った。
そんなことを考えている内にイベントが始まりました。
そしてガンダムWのLAST IMPRESSIONが会場内に流れ、それを心の中で一緒に熱唱したりしているとイベント終了。
その後お客さんたちを宴会場へ移動させ、机等をガタガタ片付けた後、残ったメンバーで宴会場へタクシーで乗り付けました。
一頻り飲んで、解散になったのは夜10時頃。
お店があったのは那覇の国際通り。有名な観光スポットだそうです。
栗原は、今日もう一泊してから明日の夜の便で帰還します。
明日は国際通りを見てから、おきなわワールドと首里城へ行くつもりだった栗原。もしかして、今国際通り見て行っちゃえば、明日他のとこで遊べる時間が伸びるんじゃね??ということに気付きました。
おきなわワールドも首里城も、移動に結構時間がかかるし、見て回るのにも時間が要るので、今国際通りを見れるならこれは断然お得なわけです。
というわけで夜の国際通りへ単身突入しました。
夜遅いので、同行の方々には少々心配されましたが、どうも沖縄人は皆夜更かしらしく、こんな時間でも人通りは多いし店も開きまくりです。
平和にうろつけました。
苦い物好きの知り合いへのお土産にゴーヤジュースを買うと、お店のおばさんがさんぴん茶(ジャスミン茶)とサーターアンダギーの試飲食をさせてくれましたよ。やったー。
更にお店の中をうろつき、かわいいシーサーのTシャツをGET。とてもかわいい。いいものが買えた。
それから後輩へのお土産に、カップ麺の沖縄そば(5個)と、かわいいシーサーのキーホルダーも購入。いやマジかわいいわこれ。見惚れるわ。
一頻り通りを歩いて、タクシーを捉まえてホテルに帰還。
おやすみなさい。
三日目
朝だ!!!!
今日はまずおきなわワールドに行って、首里城に行って、ゆいレール(モノレール)で空港に行って帰るぞ!
荷物の準備も完璧!昨夜買ったお土産も、見事に持ってきた鞄に詰まっています。行きに羽田で買ってしまった豆乳おかきもバッチリ収まっているし。完璧だ!
ホテルのお姉さんに、バス停はどこかと尋ねると地図をくれました。歩いて20分のところにバスターミナルがあるそうです。マジかよ。その辺にバス停ないのかよ。ホテルを出て右のローソンの方ね。OK。
お姉さんにお礼を行って、意気揚々と歩き出す栗原。
ん、ローソン?ローソンないぞ??
振り返ったら、ローソンが目に入りました。
栗原は「右ね!!」と言いながら左に向かって歩き出していたのです。
本日の一人観光に、早くも暗雲が立ち込めてきました。
まあでも早くに気付いてよかった。
正しい道を捉えた栗原は、那覇の街を闊歩します。
む?あ、あれは!!

イリオモテヤマネコを発見。
ごめんなさい嘘です。ナハシナイクロネコです。
そのまま地図を見ながら進んで行き、無事バスターミナルへ到着。(ほぼ一直線でした)
なんかホテルのお姉さんが、バスは1時間に1,2本だとか怖いことを…ん?あ、このバスか!やった!待たずに済んだぞ!!
自分の運の良さににやにやしながら、止まっていたバスに乗り込みます。
私が乗るとすぐに、ドアを閉めて発進するバス。ああ、本当ギリギリだった。間に合ってよかったわーー。
うん、まあ、間違ってたんだけどね。
バス停は合ってたのですが、私が乗るべきなのはそこに着く5種類くらいのバスの内の一つだったわけで、これはまあ違ったっていう、バスって普段乗らないので全然わかりません。
運転手さんに言ったら、その場ですぐ下ろしてくれました。早くに気付いてよかった。歩いて元のバス停に戻ります。
程なくして現れたのが、ホテルのお姉さんが言っていた「80番のバス」。おきなわワールド前の停留所ではありませんが、その比較的近くの停留所を通るようです。念のため、一応運転手さんに確認してみましょう。
「すみませーん。これおきなわワールド行きますか?」
私の言葉に反応して、一番前の席に座っていた白人男性が声を上げました。「Wow!おきなわワールド?私も行きマース」
運転手さんは、どこの停留所で降りると近いか、そこからどう行くかは降りる時に説明してあげると言ってくれました。このバスで、おきなわワールドへ行くのは私と白人男性の二人だけのようです。一人で行くより心強いですね。
彼は日本の大学に留学中のカナダの方だそうです。日本語上手いです。
一時間程移動して、運転手さんに「ここだよ」と教えてもらってバスを降ります。
道順も教えてくれましたが、なんかあちこち曲がるようで、聞いた端から忘れてしまいます。まあとにかく左折だか右折だかするっぽい。
なんとなく記憶して、わからなかったら地図見ればいいやと思ったら、地図が全然わかりませんこれ。参った。
カナダの人の記憶力を頼りにしてたのですが、こっちはむしろ運転手さんの早口の日本語が全く聞き取れなかったようです。
これは困った。
たぶん向こうも「日本人なのにわかんなかったのかよ」と思ってる。申し訳ない。
でも適当に曲がったりしてたら、遠くの山の麓に赤い屋根の建物群が見えてきて、カナディアンが「Wow!赤い屋根。きっとあれ」と、おきなわワールドの観光ガイドを示しながら言いました。確かにおきなわワールドは、赤い瓦屋根の建物が集まって出来ているようです。よし、あの屋根を目指して行こう!!
カナディアンとともに、「沖縄は日本じゃない」と話しながら、密林のように植物が繁茂している脇の道路を歩いて、ついに着きました!おきなわワールド!!
赤いシーサーがお出迎えです。

めんそーれ
カナディアンと、無事たどり着けた喜びを分かち合います。
ところでこういう場合って、この後いつまで一緒にいるもんなの??
着いた時点でさっと別れるもんなのか、一緒に中回ったりするのか。どうなんでしょうね???
とりあえず私が鍾乳洞に入ろうとしたら着いてきたので、しばらく一緒にいるようです。向こうも離れるタイミングを計りかねているのかもしれませんが。
でも、鍾乳洞が結構長いという情報を事前にキャッチしていた栗原は、入る前にトイレに行っておこうと思いました。
そして、それを理由にカナディアンとお別れ。
入り口付近では、観光ツアーのガイドが「鍾乳洞は長いので、事前にトイレに寄った方がいいですよ」とご案内中でした。やはり私の判断は間違っていなかった。気付いてよかった。

入り口でお客さんを待ち構えている、きもかわシーサー
さて、それでは鍾乳洞へ…
ん?

石焼紅いも!!?
赤いんか!?中赤いんか!!?
「す、すみませーん!一本くださーい!!」
売店のおばちゃんが、あつあつの焼き芋をくれました。
へえ、紅芋って皮が白いんだ??
ドキドキしながら、いざ、石焼紅芋を真っ二つに…

む、紫だーーーー!!!!!!
お、お前!色が逆だぞ!本州の芋と、中と外が逆だぞーーーー!!!!
こりゃ大変だ。紫です。中が紫なのです。味は普通のサツマイモとあまり変わらないです。サツマイモより、ややサクサクほぐれる感じがします。
なんで皆素通りなんだおい。紫だぞ!紫なんだぞ!!食ってけよ!!!
ていうか外人多いなおい!なんだ!外人様は焼いただけの芋なんか食わんのか!?島国の蛮族の食い物ですか!?ああ、お前らはレインボーカラーの菓子でも食っているがいいさ!この芋の美味いこと!!ああ、もう、焼き芋最高!!!
そんな感じでホクホクと紫の芋を頬張り、お腹も膨れたところで鍾乳洞に突入です。
いやー。すごいですね鍾乳洞。一年で3ミリしか伸びないとか、これでも本州に比べてめちゃくちゃ鍾乳石の成長が早いとか、いやー、お土産に折って持ち帰ったりしたら駄目だよジャイアン。ドラえもんが戻してくれてよかったねジャイアン。折る前より長くなったみたいだね。よかったねジャイアン…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遊歩道の上の鍾乳石が。頭上の石が。
ボッキボキに折られてるんですが。
これ、観光に邪魔だから削り取ったんですよね????
『鍾乳石は3ミリ伸びるのに1年かかります。絶対に折ったりしないでね!』
お前。
その看板を設置した、お前らだよ、お前ら!!!!!
一抱えも二抱えもあるような巨大な鍾乳石が、容赦なく折られまくってる。こ、ここは恐ろしい罪に根差した施設だ!入る者皆共犯者なのだ!!
罪深さと暗さにぶるぶる震えながら歩き続けます。
いやーしかしこれ…足場と明りがなかったら、怖くてとても入れませんよ。あちこちに水が溜まってて、魚とかいたりして、いきなり深く落ち込んでいるところとかもあるし、ああ、本当怖い。足場と明りがなかったら生きて出られない。
どれだけ歩き続けたでしょうか。もうそろそろ出口のようです。
む、なにか立て札がありますよ。
『ここでは鍾乳石の成長を調べています。調査の妨げになるようなことはしないで下さい。開始日:平成14年×月×日』
???
まあ、石を折ったりするなってことかな。
そのまま先へ歩いて行くと、後ろから来た女子高生たちが立て札の所で足を止めたようです。「あ、壷があるよーー」
壷??
その瞬間、私は思い出しました。中学の時、社会科の先生がしていた話。
どこかの鍾乳洞で、古代人の置いた壷が見つかった。鍾乳石の上に置かれた壷は、長い年月の間に成長した鍾乳石に飲み込まれ、同化してしまっていたそうです。
そして、一体何年くらいでこれと同じ状態になるのかを調べるために、今実際に鍾乳洞に壷を置いて調査しているのだ、と。
もしかして、ここがその実験が行われている鍾乳洞!?
いや、もしかしたらあちこちの鍾乳洞で同じことをやっているのかもしれないけれど、でも、壷があるんだ!鍾乳石に同化するのを待ってるんだ!!
私がその壷を完全に見落としていたのです。狭い通路の上で女子高生をやり過ごし、立て札のところまで戻る栗原。さあ、壷は!?壷はどこだ!!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
?????????
倒れてるよ???
あれえ、おかしいなあ。確か壷を鍾乳石の上に立てて置いてるはずなんだけどなあ?ここでは横にしておく主義なのかな?でもなあ、あれえーー???
壷の周囲をよく見てみると、硬貨がいっぱい散らばっています。
これは…恐らく、壷が置いてあるのを見た観光客が、調査の意味がわからず「あの壷にお金入れると幸せになれる」とか勝手に決めて、硬貨を投げまくったのです。
そして、壷は倒れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつから?
係りの人は、ちゃんと毎日チェックしてるのかな。壷が無事かどうか???
私は一心に出口を目指しました。一年で3ミリしか伸びない鍾乳石です。一年倒れてたって、大した支障はないのでしょう。でも、でも、調査って、調査ってそういうもんじゃないんだろ???
「あの、中の壷が。壷が倒れてます!!」
ようやくたどり着いた出口で、係りの人を見つけて告げる栗原。
係りの人は「えっ!壷が!」と、やはり少々焦った顔をしました。
でも一緒にいたもう一人の係りの人は「壷?倒れるとなんかまずいの?意味わかんない」という感じの顔をしています。
係りA「壷だよ壷!成長の調査してるやつ!!」
係りB「ふーーん」
係りAの人が、事務所の中に声をかけると、中から一人出てきて、通用門の方へ消えて行きました。直しに行ったようです。とりあえず一安心。
植物園とお土産屋を通って、お茶屋さんへ行きました。
ブクブクー茶を飲むのです。

山盛りの白ご飯ではありません。
沖縄でお祝い事の時に飲むとかいう噂の、お茶を泡立てたものです。硬水を使わないとこういう泡が立たないので、本州の水では駄目なんだそうです。煎り米とさんぴんと、あとなんだったか忘れた。とにかく3種類混ぜてあるお茶らしい。
「まず泡からすすって下さいねー。別に美味しくはないですよ」という、店の人の微妙な助言を頂いて、一口。
…うん、お茶を泡立てたような味のする泡です。はい。
一緒に付いてきたお菓子は、黒糖まんじゅうの皮だけ丸めたような感じ。味は悪くないです。
お茶屋さんを出て、次に向かったのは琉球写真館です。
500円で、沖縄の民族衣装を着て写真が撮れるという魅力的なサービス。
お姉さんにお金を渡して、赤・青・黄色などの着物の中から一色を選ぶと、さっと羽織らせて、さっと腰を縛って、さっと造花を髪に挿して、さっと写真を撮ってくれます。5分もかかってません、たぶん。すごい速さだ。
一枚だけの簡単な着物で、裾の長さだけ調節して腰紐で止め、余った部分をその上にかぶせる形。浴衣の着付け途中みたいな状態です。
造花は、付いてりゃいいんだよ、付いてりゃ!!って感じで、容赦なく適当にぶっ挿されます。こだわりたい人は、お姉さんの勢いに負けずに「自分で挿します!」って言ってみたらどうでしょうか。髪は自分で、撮られていい形にまとめてから行きましょう。
さて、思いの外即行で記念撮影を済ませ、次にやってきたのはサーターアンダギー屋!
揚げ立てのサーターアンダギーが食べられるという噂を聞いてから、ずっと楽しみにしていたお店です。いざ購入!!
冷めてた。
まあ、その場で揚げているような気配ではあるので、観光シーズンでガンガン売れている時期なんぞに行けば、どんどん新しいのが補給されてきて揚げ立てが食べられるのかもしれません。ちょっと残念でした。でも冷めても味は悪くないです。

客のサーターアンダギーを狙うイソヒヨドリ夫妻(夫の方)
さて、サーターアンダギーも食べたし、そろそろ首里城に移らなくてはです。
タクシーだと高そうだからバスを乗り継いで行こうとしたけど、バスは今ちょうど出たばかりで、次のバスは2時間くらい後だった。
2時間も待っていたら日が暮れてしまう。首里城に行く時間がなくなってしまいます。
栗原は、よしじゃあ首里城の方へ歩きつつ、他のバス停を探そうと思いました。ここのバス停が2時間後でも、他のバス停には他のバスが通っていて、それが上手い具合に捕まえられるかもしれないと考えたわけです。我ながら頭がいい。
そして意気揚々と雨の中を歩き出したわけですが、10分くらい歩いてから、道路脇の地図を見て、自分が全く逆の方角に進んでいることに気付きました。
あまりのショックに現実を受け入れられず、地図が間違ってるんじゃないかと思ってしまいました。
でもやっぱり地図が正しくて私が正しくないという悲しい結論に達してしまったので、泣く泣く来た道を引き返し、もう雨の中この何倍もの道のりを歩く元気を失ったので大人しくタクシーに乗り込みました。
2千いくらかかかりました。
ちなみにタクシーの運転手さんに聞いたところ、やはり沖縄の道路が白いのはサンゴを混ぜているからだそうです。
「アスファルトみたいに粗くないから、雨の日は滑るんですよー。よくレンタカーとかバイクとかスリップしてるね。はは」
ええー怖いよ。でも、それならなんでサンゴを使うのでしょうか。
アスファルトみたいに真っ黒だと、てぃーだ(太陽)の熱線で溶けちゃうのかな?
「いや、サンゴは安いからねー。いっぱいあるから。ははは。最近は、観光客の事故が多いから、国道は普通のアスファルト使うようになったけどね」
安いからねーははは、で死にたくないですね。うちなんちゅ怖えー。
あとは首里城近くの道は、城下町だから狭いとか説明聞きつつ、「ああー。敵が攻め込みにくいようにってことですね。でもここに攻め入ってくる敵ってどこだったんですか?外国??」
「ははは」
「同じ島の中での争い、とか?」
「いやー、沖縄全体の統一王朝が、この首里城なんですわ」
「へえー。じゃあどこが??」
「・・・・・・・・・・・・・・・・九州。薩摩藩とかね。ははは」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
倭人でした。
「薩摩藩とかはね…よく来たんだよ。はははは」
「そ、そうだったんですか…」
また薩摩藩って微妙な…関東の話だったら反射的に謝ってたかもわからんけど、九州ってなんか、身内というには遠すぎるし、でも無関係というほど遠いわけではないし、謝った方がいいのかなあ…どうしよう…ああ、事前に知ってさえいれば、こんな話題出さなかったのに…
とか思っている内に、運転手さんの方で「…石畳なんかもいいですよ。首里城は40分くらいで回れちゃうから、帰りに見て行ったらどう?」と話題を変えてくれました。
お礼を言ってタクシーを降り、おおお、ここが守礼の門。
青空の下で見たかったなあ。小雨ぱらつく曇天の下では、赤い色彩もくすみがちです。
ん?あ、あれは!!
視界の端にちらと移ったそれを追って、正殿への道から外れる栗原。
待って、待ってくれ!
止まってくれ!!

シュリジョウノラネコの撮影に成功!
シュリジョウノラネコは、栗原にちらりと一瞥をくれると、茂みの中へと消えて行きました。
ふう、満足です。
さてさて、正殿へと向かいましょう。おや、シーサーがいましたよ。

妙に外人っぽい顔のシーサー
よし。
ところで気付いたのですが、栗原は一人で観光して、一人で写真を撮っています。折角観光地に来たのに、これでは栗原がファインダーに収まらないではないですか。くそう、雨も降ってるし、むかつくぞ!
こうなったら奥の手だ!!!

*・゜・*:.。.*Cut&Paste!!!*・゜・*:.。.*

めんそ〜れ♪
正殿の中は、赤と黒を基調にして、きらびやかな装飾を凝らした美しい造りになっています。
お庭では、終礼の真っ最中でした。

美ら青い空・めんそ〜れ♪
国王の御前で、百官が跪いて首を垂れています。皆さん毎日午後の2、3時頃までお仕事で、残業は国王に許可を取らないと出来ないんですって。うらやましいですね。

まあいいから来いよ
うろうろしてたら、だいぶ時間が差し迫ってきました。
空港に向かわないと、飛行機逃してしまうぞ。空港でお土産買わなきゃなので、早めに着いておきたいのです。
ゆいレールに乗って、終点の空港までのんびり座っていきましょう。
なんか人が多いので景色は見れませんでした。
お土産買い終えて搭乗口に着いたら、もう出発まで30分くらいでした。
時刻は夜7時。今日は朝ご飯以外は、焼き芋とかサーターアンダギーとかを食べただけでした。機内じゃご飯は出ないし。最後に沖縄そばをもう一度食べたかったけれど、あんまりギリギリに搭乗するわけにいかないから、20分くらいで食べないとなりません。ちょっと自信ないなあ。
仕方がないので、ホットドックか何かでしのぎますか。
ん?これは…
ゴーヤ豚まん!
謳い文句は『にがっ!うまっ!』
購入決定。

苦いのか〜。困ったな。栗原は苦いのはあまり好きじゃないんです。
苦かったらどうしよう。ドキドキ。
ぱくり。
・・・・・・・・・

全然苦くねーや。
ちくしょう、騙された!
金返せ!!!!
でも苦くなかったので、普通に食べれました。普通にまあまあ美味しかったです。
あと帰って無事家に着いて寝た。
おやすみなさい。
こんにちは。栗原です。
所用で那覇へ行ってきました。
公民館のようなノリの施設で、ガンダムWの曲が流れるイベントに参加するのが目的だったわけですが、それはともかく那覇なのです。
栗原は沖縄へ来たのは初めてなので、ややテンションも上がり気味です。
一日目
夕方4時近い飛行機で羽田を発ちまして、那覇空港に着いたのが夜の7時頃。
これから同行者たちとタクシーに乗り込み、現地の方との待ち合わせのお店へ向かうようです。
沖縄未経験の栗原は、「ええー沖縄って外国でしょ?ぶっちゃけ外国なんでしょ??」と以前から思っていました。なんか色々あって日本に編入されたらしいけど、ぶっちゃけ外国なんでしょ??と。
そんな栗原に、同行者(沖縄経験者)は笑いながら言います。
「ははは、やだなあ。沖縄はバリバリ日本だよ〜。国際通りなんて渋谷丸出しだよ」
そ、そうか…そうですよね。実際行ってみれば意外と本州と殆ど変わらなかったりするんですよねきっと。大体都市部なんて、どこ行っても大差ないっていうか…万国共通っていうか…
そんなことを思いながら、空港から一歩
出ようと
タクシーが水色だ。

やっぱ外国じゃね???
いやどうなんでしょう。本州でもあるのかな、水色のタクシー?
もしかしたらあるかもです。でもなんか、車体を丸ごと全部水色で塗ってしまうというその色彩感覚がやっぱり外国な気がする。
とりあえずタクシーに乗ります。そして那覇の街を走り出すのです!
流れ行く街並み。街灯。椰子の木。
車。看板。椰子の木。
高架。建物。椰子の木。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、別に椰子の木はいい。南なんだから当然生えている。
だがこの違和感はなんだ。何かが私に、ここは外国だと訴えている。
椰子の木なら九州にも南総にも生えている。それを見ても別に外国だとは思わない。
なのになんだ。一体何が、何が私に外国を感じさせているんだ!!!
私は焦り、違和感の正体を突き止めようと、流れ行く景色に目を凝らす。
なんだろう…なんか、白い…
なんか、白い気がする。
「どう、栗原〜。東京と変わらないでしょ」
「いや、白いです。なんか白いです。外国っぽいです」
同行の女性にそう答えると、タクシーの運転手さんが、はは、と軽く笑った。
「沖縄は日差しが強いですからねえ。建物は白いのが多いんですよ。黒いと熱を吸収しちゃいますからね」
なるほど、そういうことか。
違和感の正体がつかめた気がして、ちょっと安心する。建物が白いから、街並み全体が白っぽく感じるのね。納得した。
タクシーは程なくお店に着いた。
何やら落ち着けそうな雰囲気のお店だ。沖縄料理を堪能しちゃうぞ!
現地の方とつつがなく合流し、お食事タイムです。
お通しが3品出てきましたが、何やらピンクのものがありますよ?
ふむう。さてはあれだな。紅芋と見た!!
そう、ピンク色の食べ物は紅芋を用いたポテトサラダだったのです。
へえー沖縄って芋は全部紅芋使うのかなーー。
カレーにも使うのかなーーー。
ピンクの芋が入ったカレーを想像しつつ、ピンクポテトサラダを口に運びます。
そしたら玉葱が入っていたので泣きそうになりました。これでは食えない。
皆が美味そうにピンクポテトを頬張っているのを、恨めしげに見渡す栗原。
続いて出てきた島らっきょうも、これは一度東京で食べて、ネギ族丸出しなことを知っているので手が出せません。
でも、皆美味しそうに食べています。
島らっきょうの塩漬けだそうです。これなら苦手な人でも食べられるねーみたいなこと言いながら食べています。なんだって。じゃあ栗原でも食べられるというのか。
もしかしたら、と栗原も思わないでもありません。
もしかしたら、東京で食べたのが不味かっただけで。
美味しい島らっきょうは、本当に美味しいのかもしれません。
よぉし、食べちゃうぞ!!
ぱくっ。
お!?なんだ。食える。
ネギ臭くない!食える、食えるぞ!!
なんだあ、やっぱり東京で食べたやつが不味かったんだ。
本当の島らっきょうは、おい、おい、し…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飲み込んだ島らっきょうの臭いが、喉の奥から立ち上ってくる。
ネギの臭いだ。
だだだ、騙された…!!!
ネギ臭い…ネギ臭いよう…!!!!
泣きそうだ。でも大人だから我慢した。
そして目の前の泡盛をカブカブ飲んで臭いを誤魔化すことにした。大人だから。
飲んでも飲んでも臭いが消えない…
酷い…酷いよ島らっきょう…
酷いよ…
それでも島豆腐の天ぷらとかタコの刺身とか食いまくってたら、段々治まってきました。ふう助かった。
するとすぐ近くでメニューを開いていた人が、声を上げました。
「お!ハブ酒あるぞハブ酒!これ頼もうよ!!」
待ってました!!
やっぱ沖縄といえばハブ酒よね!(?)
栗原も沖縄来たからにはこれは飲まなきゃなと思ってました。
いやもうやっぱでかいボトルに浸かったハブの死体を見ながら、グロいグロいと言いつつハブ酒を
「え〜。ハブ酒とかいってマジえろいんだけど〜」
そうそう、エロいエロいと言いつつハブ酒を
ん?エロい?
気がつけば一座は、おいおいお前ハブ酒で元気付けてどこのエロい店に行く気だよこのエロ(笑)みたいな雰囲気に。
まあ大変。こんな空気の中で自分も飲みたいなんて言ったら、栗原までエロキャラ扱いになっちゃうわ。
「栗原も飲む?」
飲む飲む〜〜〜〜〜****
生まれて初めてのハブ酒です。ほほう、オレンジ色に透き通って綺麗ですね。
残念ながらボトルで頼むほど需要がなかったので、普通にグラスで来ました。
美味しかったです。はい。
結構強いので、これ飲んでからだと泡盛の水割りがまるで水のようだ。
その後ホテルにチェックインして就寝。
おやすみなさい。
二日目
さて、今日はイベントだぞ!
我々は準備のために朝から会場へ向かいます。
そして机を並べたり、ガンダムWの曲がちゃんと流れるか確認したりしながら参加者が来るのを待つわけなんですが、窓から道路を見ていてふと、また違和感を覚えました。
道路が白い気がする。
以前どっかの国の道路が、サンゴを混ぜてあるから白っぽいってのを聞いたことがあります。沖縄もそうなのかもしれません。雨が降ると滑るらしい。恐ろしい。
建物は白いわ道路は白いわ、そりゃ白く見えて当たり前だ。
ついでに言うと、当然だけど植生が全体的に違う。東京にはなさそうな街路樹が、道路沿いにずっと生えてる。
そしてまたその植物たちが極めて元気で、到る所から容赦なく生える。道路脇に設けられた、土が残されたスペースから、東京の5倍植物が生えてる。そしてその土のスペース自体がまた到る所に設けられてる。
だから植物が物凄く多い。明らかに多い。
本土でもこれくらいやればいいのに、と思った。
そんなことを考えている内にイベントが始まりました。
そしてガンダムWのLAST IMPRESSIONが会場内に流れ、それを心の中で一緒に熱唱したりしているとイベント終了。
その後お客さんたちを宴会場へ移動させ、机等をガタガタ片付けた後、残ったメンバーで宴会場へタクシーで乗り付けました。
一頻り飲んで、解散になったのは夜10時頃。
お店があったのは那覇の国際通り。有名な観光スポットだそうです。
栗原は、今日もう一泊してから明日の夜の便で帰還します。
明日は国際通りを見てから、おきなわワールドと首里城へ行くつもりだった栗原。もしかして、今国際通り見て行っちゃえば、明日他のとこで遊べる時間が伸びるんじゃね??ということに気付きました。
おきなわワールドも首里城も、移動に結構時間がかかるし、見て回るのにも時間が要るので、今国際通りを見れるならこれは断然お得なわけです。
というわけで夜の国際通りへ単身突入しました。
夜遅いので、同行の方々には少々心配されましたが、どうも沖縄人は皆夜更かしらしく、こんな時間でも人通りは多いし店も開きまくりです。
平和にうろつけました。
苦い物好きの知り合いへのお土産にゴーヤジュースを買うと、お店のおばさんがさんぴん茶(ジャスミン茶)とサーターアンダギーの試飲食をさせてくれましたよ。やったー。
更にお店の中をうろつき、かわいいシーサーのTシャツをGET。とてもかわいい。いいものが買えた。
それから後輩へのお土産に、カップ麺の沖縄そば(5個)と、かわいいシーサーのキーホルダーも購入。いやマジかわいいわこれ。見惚れるわ。
一頻り通りを歩いて、タクシーを捉まえてホテルに帰還。
おやすみなさい。
三日目
朝だ!!!!
今日はまずおきなわワールドに行って、首里城に行って、ゆいレール(モノレール)で空港に行って帰るぞ!
荷物の準備も完璧!昨夜買ったお土産も、見事に持ってきた鞄に詰まっています。行きに羽田で買ってしまった豆乳おかきもバッチリ収まっているし。完璧だ!
ホテルのお姉さんに、バス停はどこかと尋ねると地図をくれました。歩いて20分のところにバスターミナルがあるそうです。マジかよ。その辺にバス停ないのかよ。ホテルを出て右のローソンの方ね。OK。
お姉さんにお礼を行って、意気揚々と歩き出す栗原。
ん、ローソン?ローソンないぞ??
振り返ったら、ローソンが目に入りました。
栗原は「右ね!!」と言いながら左に向かって歩き出していたのです。
本日の一人観光に、早くも暗雲が立ち込めてきました。
まあでも早くに気付いてよかった。
正しい道を捉えた栗原は、那覇の街を闊歩します。
む?あ、あれは!!

イリオモテヤマネコを発見。
ごめんなさい嘘です。ナハシナイクロネコです。
そのまま地図を見ながら進んで行き、無事バスターミナルへ到着。(ほぼ一直線でした)
なんかホテルのお姉さんが、バスは1時間に1,2本だとか怖いことを…ん?あ、このバスか!やった!待たずに済んだぞ!!
自分の運の良さににやにやしながら、止まっていたバスに乗り込みます。
私が乗るとすぐに、ドアを閉めて発進するバス。ああ、本当ギリギリだった。間に合ってよかったわーー。
うん、まあ、間違ってたんだけどね。
バス停は合ってたのですが、私が乗るべきなのはそこに着く5種類くらいのバスの内の一つだったわけで、これはまあ違ったっていう、バスって普段乗らないので全然わかりません。
運転手さんに言ったら、その場ですぐ下ろしてくれました。早くに気付いてよかった。歩いて元のバス停に戻ります。
程なくして現れたのが、ホテルのお姉さんが言っていた「80番のバス」。おきなわワールド前の停留所ではありませんが、その比較的近くの停留所を通るようです。念のため、一応運転手さんに確認してみましょう。
「すみませーん。これおきなわワールド行きますか?」
私の言葉に反応して、一番前の席に座っていた白人男性が声を上げました。「Wow!おきなわワールド?私も行きマース」
運転手さんは、どこの停留所で降りると近いか、そこからどう行くかは降りる時に説明してあげると言ってくれました。このバスで、おきなわワールドへ行くのは私と白人男性の二人だけのようです。一人で行くより心強いですね。
彼は日本の大学に留学中のカナダの方だそうです。日本語上手いです。
一時間程移動して、運転手さんに「ここだよ」と教えてもらってバスを降ります。
道順も教えてくれましたが、なんかあちこち曲がるようで、聞いた端から忘れてしまいます。まあとにかく左折だか右折だかするっぽい。
なんとなく記憶して、わからなかったら地図見ればいいやと思ったら、地図が全然わかりませんこれ。参った。
カナダの人の記憶力を頼りにしてたのですが、こっちはむしろ運転手さんの早口の日本語が全く聞き取れなかったようです。
これは困った。
たぶん向こうも「日本人なのにわかんなかったのかよ」と思ってる。申し訳ない。
でも適当に曲がったりしてたら、遠くの山の麓に赤い屋根の建物群が見えてきて、カナディアンが「Wow!赤い屋根。きっとあれ」と、おきなわワールドの観光ガイドを示しながら言いました。確かにおきなわワールドは、赤い瓦屋根の建物が集まって出来ているようです。よし、あの屋根を目指して行こう!!
カナディアンとともに、「沖縄は日本じゃない」と話しながら、密林のように植物が繁茂している脇の道路を歩いて、ついに着きました!おきなわワールド!!
赤いシーサーがお出迎えです。

めんそーれ
カナディアンと、無事たどり着けた喜びを分かち合います。
ところでこういう場合って、この後いつまで一緒にいるもんなの??
着いた時点でさっと別れるもんなのか、一緒に中回ったりするのか。どうなんでしょうね???
とりあえず私が鍾乳洞に入ろうとしたら着いてきたので、しばらく一緒にいるようです。向こうも離れるタイミングを計りかねているのかもしれませんが。
でも、鍾乳洞が結構長いという情報を事前にキャッチしていた栗原は、入る前にトイレに行っておこうと思いました。
そして、それを理由にカナディアンとお別れ。
入り口付近では、観光ツアーのガイドが「鍾乳洞は長いので、事前にトイレに寄った方がいいですよ」とご案内中でした。やはり私の判断は間違っていなかった。気付いてよかった。

入り口でお客さんを待ち構えている、きもかわシーサー
さて、それでは鍾乳洞へ…
ん?

石焼紅いも!!?
赤いんか!?中赤いんか!!?
「す、すみませーん!一本くださーい!!」
売店のおばちゃんが、あつあつの焼き芋をくれました。
へえ、紅芋って皮が白いんだ??
ドキドキしながら、いざ、石焼紅芋を真っ二つに…

む、紫だーーーー!!!!!!
お、お前!色が逆だぞ!本州の芋と、中と外が逆だぞーーーー!!!!
こりゃ大変だ。紫です。中が紫なのです。味は普通のサツマイモとあまり変わらないです。サツマイモより、ややサクサクほぐれる感じがします。
なんで皆素通りなんだおい。紫だぞ!紫なんだぞ!!食ってけよ!!!
ていうか外人多いなおい!なんだ!外人様は焼いただけの芋なんか食わんのか!?島国の蛮族の食い物ですか!?ああ、お前らはレインボーカラーの菓子でも食っているがいいさ!この芋の美味いこと!!ああ、もう、焼き芋最高!!!
そんな感じでホクホクと紫の芋を頬張り、お腹も膨れたところで鍾乳洞に突入です。
いやー。すごいですね鍾乳洞。一年で3ミリしか伸びないとか、これでも本州に比べてめちゃくちゃ鍾乳石の成長が早いとか、いやー、お土産に折って持ち帰ったりしたら駄目だよジャイアン。ドラえもんが戻してくれてよかったねジャイアン。折る前より長くなったみたいだね。よかったねジャイアン…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遊歩道の上の鍾乳石が。頭上の石が。
ボッキボキに折られてるんですが。
これ、観光に邪魔だから削り取ったんですよね????
『鍾乳石は3ミリ伸びるのに1年かかります。絶対に折ったりしないでね!』
お前。
その看板を設置した、お前らだよ、お前ら!!!!!
一抱えも二抱えもあるような巨大な鍾乳石が、容赦なく折られまくってる。こ、ここは恐ろしい罪に根差した施設だ!入る者皆共犯者なのだ!!
罪深さと暗さにぶるぶる震えながら歩き続けます。
いやーしかしこれ…足場と明りがなかったら、怖くてとても入れませんよ。あちこちに水が溜まってて、魚とかいたりして、いきなり深く落ち込んでいるところとかもあるし、ああ、本当怖い。足場と明りがなかったら生きて出られない。
どれだけ歩き続けたでしょうか。もうそろそろ出口のようです。
む、なにか立て札がありますよ。
『ここでは鍾乳石の成長を調べています。調査の妨げになるようなことはしないで下さい。開始日:平成14年×月×日』
???
まあ、石を折ったりするなってことかな。
そのまま先へ歩いて行くと、後ろから来た女子高生たちが立て札の所で足を止めたようです。「あ、壷があるよーー」
壷??
その瞬間、私は思い出しました。中学の時、社会科の先生がしていた話。
どこかの鍾乳洞で、古代人の置いた壷が見つかった。鍾乳石の上に置かれた壷は、長い年月の間に成長した鍾乳石に飲み込まれ、同化してしまっていたそうです。
そして、一体何年くらいでこれと同じ状態になるのかを調べるために、今実際に鍾乳洞に壷を置いて調査しているのだ、と。
もしかして、ここがその実験が行われている鍾乳洞!?
いや、もしかしたらあちこちの鍾乳洞で同じことをやっているのかもしれないけれど、でも、壷があるんだ!鍾乳石に同化するのを待ってるんだ!!
私がその壷を完全に見落としていたのです。狭い通路の上で女子高生をやり過ごし、立て札のところまで戻る栗原。さあ、壷は!?壷はどこだ!!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
?????????
倒れてるよ???
あれえ、おかしいなあ。確か壷を鍾乳石の上に立てて置いてるはずなんだけどなあ?ここでは横にしておく主義なのかな?でもなあ、あれえーー???
壷の周囲をよく見てみると、硬貨がいっぱい散らばっています。
これは…恐らく、壷が置いてあるのを見た観光客が、調査の意味がわからず「あの壷にお金入れると幸せになれる」とか勝手に決めて、硬貨を投げまくったのです。
そして、壷は倒れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつから?
係りの人は、ちゃんと毎日チェックしてるのかな。壷が無事かどうか???
私は一心に出口を目指しました。一年で3ミリしか伸びない鍾乳石です。一年倒れてたって、大した支障はないのでしょう。でも、でも、調査って、調査ってそういうもんじゃないんだろ???
「あの、中の壷が。壷が倒れてます!!」
ようやくたどり着いた出口で、係りの人を見つけて告げる栗原。
係りの人は「えっ!壷が!」と、やはり少々焦った顔をしました。
でも一緒にいたもう一人の係りの人は「壷?倒れるとなんかまずいの?意味わかんない」という感じの顔をしています。
係りA「壷だよ壷!成長の調査してるやつ!!」
係りB「ふーーん」
係りAの人が、事務所の中に声をかけると、中から一人出てきて、通用門の方へ消えて行きました。直しに行ったようです。とりあえず一安心。
植物園とお土産屋を通って、お茶屋さんへ行きました。
ブクブクー茶を飲むのです。

山盛りの白ご飯ではありません。
沖縄でお祝い事の時に飲むとかいう噂の、お茶を泡立てたものです。硬水を使わないとこういう泡が立たないので、本州の水では駄目なんだそうです。煎り米とさんぴんと、あとなんだったか忘れた。とにかく3種類混ぜてあるお茶らしい。
「まず泡からすすって下さいねー。別に美味しくはないですよ」という、店の人の微妙な助言を頂いて、一口。
…うん、お茶を泡立てたような味のする泡です。はい。
一緒に付いてきたお菓子は、黒糖まんじゅうの皮だけ丸めたような感じ。味は悪くないです。
お茶屋さんを出て、次に向かったのは琉球写真館です。
500円で、沖縄の民族衣装を着て写真が撮れるという魅力的なサービス。
お姉さんにお金を渡して、赤・青・黄色などの着物の中から一色を選ぶと、さっと羽織らせて、さっと腰を縛って、さっと造花を髪に挿して、さっと写真を撮ってくれます。5分もかかってません、たぶん。すごい速さだ。
一枚だけの簡単な着物で、裾の長さだけ調節して腰紐で止め、余った部分をその上にかぶせる形。浴衣の着付け途中みたいな状態です。
造花は、付いてりゃいいんだよ、付いてりゃ!!って感じで、容赦なく適当にぶっ挿されます。こだわりたい人は、お姉さんの勢いに負けずに「自分で挿します!」って言ってみたらどうでしょうか。髪は自分で、撮られていい形にまとめてから行きましょう。
さて、思いの外即行で記念撮影を済ませ、次にやってきたのはサーターアンダギー屋!
揚げ立てのサーターアンダギーが食べられるという噂を聞いてから、ずっと楽しみにしていたお店です。いざ購入!!
冷めてた。
まあ、その場で揚げているような気配ではあるので、観光シーズンでガンガン売れている時期なんぞに行けば、どんどん新しいのが補給されてきて揚げ立てが食べられるのかもしれません。ちょっと残念でした。でも冷めても味は悪くないです。

客のサーターアンダギーを狙うイソヒヨドリ夫妻(夫の方)
さて、サーターアンダギーも食べたし、そろそろ首里城に移らなくてはです。
タクシーだと高そうだからバスを乗り継いで行こうとしたけど、バスは今ちょうど出たばかりで、次のバスは2時間くらい後だった。
2時間も待っていたら日が暮れてしまう。首里城に行く時間がなくなってしまいます。
栗原は、よしじゃあ首里城の方へ歩きつつ、他のバス停を探そうと思いました。ここのバス停が2時間後でも、他のバス停には他のバスが通っていて、それが上手い具合に捕まえられるかもしれないと考えたわけです。我ながら頭がいい。
そして意気揚々と雨の中を歩き出したわけですが、10分くらい歩いてから、道路脇の地図を見て、自分が全く逆の方角に進んでいることに気付きました。
あまりのショックに現実を受け入れられず、地図が間違ってるんじゃないかと思ってしまいました。
でもやっぱり地図が正しくて私が正しくないという悲しい結論に達してしまったので、泣く泣く来た道を引き返し、もう雨の中この何倍もの道のりを歩く元気を失ったので大人しくタクシーに乗り込みました。
2千いくらかかかりました。
ちなみにタクシーの運転手さんに聞いたところ、やはり沖縄の道路が白いのはサンゴを混ぜているからだそうです。
「アスファルトみたいに粗くないから、雨の日は滑るんですよー。よくレンタカーとかバイクとかスリップしてるね。はは」
ええー怖いよ。でも、それならなんでサンゴを使うのでしょうか。
アスファルトみたいに真っ黒だと、てぃーだ(太陽)の熱線で溶けちゃうのかな?
「いや、サンゴは安いからねー。いっぱいあるから。ははは。最近は、観光客の事故が多いから、国道は普通のアスファルト使うようになったけどね」
安いからねーははは、で死にたくないですね。うちなんちゅ怖えー。
あとは首里城近くの道は、城下町だから狭いとか説明聞きつつ、「ああー。敵が攻め込みにくいようにってことですね。でもここに攻め入ってくる敵ってどこだったんですか?外国??」
「ははは」
「同じ島の中での争い、とか?」
「いやー、沖縄全体の統一王朝が、この首里城なんですわ」
「へえー。じゃあどこが??」
「・・・・・・・・・・・・・・・・九州。薩摩藩とかね。ははは」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
倭人でした。
「薩摩藩とかはね…よく来たんだよ。はははは」
「そ、そうだったんですか…」
また薩摩藩って微妙な…関東の話だったら反射的に謝ってたかもわからんけど、九州ってなんか、身内というには遠すぎるし、でも無関係というほど遠いわけではないし、謝った方がいいのかなあ…どうしよう…ああ、事前に知ってさえいれば、こんな話題出さなかったのに…
とか思っている内に、運転手さんの方で「…石畳なんかもいいですよ。首里城は40分くらいで回れちゃうから、帰りに見て行ったらどう?」と話題を変えてくれました。
お礼を言ってタクシーを降り、おおお、ここが守礼の門。
青空の下で見たかったなあ。小雨ぱらつく曇天の下では、赤い色彩もくすみがちです。
ん?あ、あれは!!
視界の端にちらと移ったそれを追って、正殿への道から外れる栗原。
待って、待ってくれ!
止まってくれ!!

シュリジョウノラネコの撮影に成功!
シュリジョウノラネコは、栗原にちらりと一瞥をくれると、茂みの中へと消えて行きました。
ふう、満足です。
さてさて、正殿へと向かいましょう。おや、シーサーがいましたよ。

妙に外人っぽい顔のシーサー
よし。
ところで気付いたのですが、栗原は一人で観光して、一人で写真を撮っています。折角観光地に来たのに、これでは栗原がファインダーに収まらないではないですか。くそう、雨も降ってるし、むかつくぞ!
こうなったら奥の手だ!!!

*・゜・*:.。.*Cut&Paste!!!*・゜・*:.。.*

めんそ〜れ♪
正殿の中は、赤と黒を基調にして、きらびやかな装飾を凝らした美しい造りになっています。
お庭では、終礼の真っ最中でした。

美ら青い空・めんそ〜れ♪
国王の御前で、百官が跪いて首を垂れています。皆さん毎日午後の2、3時頃までお仕事で、残業は国王に許可を取らないと出来ないんですって。うらやましいですね。

まあいいから来いよ
うろうろしてたら、だいぶ時間が差し迫ってきました。
空港に向かわないと、飛行機逃してしまうぞ。空港でお土産買わなきゃなので、早めに着いておきたいのです。
ゆいレールに乗って、終点の空港までのんびり座っていきましょう。
なんか人が多いので景色は見れませんでした。
お土産買い終えて搭乗口に着いたら、もう出発まで30分くらいでした。
時刻は夜7時。今日は朝ご飯以外は、焼き芋とかサーターアンダギーとかを食べただけでした。機内じゃご飯は出ないし。最後に沖縄そばをもう一度食べたかったけれど、あんまりギリギリに搭乗するわけにいかないから、20分くらいで食べないとなりません。ちょっと自信ないなあ。
仕方がないので、ホットドックか何かでしのぎますか。
ん?これは…
ゴーヤ豚まん!
謳い文句は『にがっ!うまっ!』
購入決定。

苦いのか〜。困ったな。栗原は苦いのはあまり好きじゃないんです。
苦かったらどうしよう。ドキドキ。
ぱくり。
・・・・・・・・・

全然苦くねーや。
ちくしょう、騙された!
金返せ!!!!
でも苦くなかったので、普通に食べれました。普通にまあまあ美味しかったです。
あと帰って無事家に着いて寝た。
おやすみなさい。



